新しくGoogleアドワーズの広告設定オプションに導入された「ソーシャル設定オプション」が日本の私のアドワーズ画面にもロールアウトされ、表示が開始されました。開始後すぐに設定したのですが、2〜3日くらい経過しても変化がなかったので、何か設定が違うのだと思っていたのですが…
突如「広告設定オプション」の項目に「ソーシャル設定オプション」が表示されました。
登録すると「審査まち」となります。私は、違うアカウントで2つのGoogle+ページを登録したのですが、1つは約10日間で「アクティブ」となりましたが、もう1つは約2週間強かかりました。
この結果を待ってブログを完成させようと待っていたため公開が遅くなりましたが、早い方のアカウントは、11月17日にはアクティブとなりました。
下記は、アナリティクスの設定箇所とアクティブ確認、連動状況をチェックした動画です。
上記動画では「WEBページ」「Google+ページ」「アドワーズ広告」に設置された「+1」が同期してることを確認できます。
これは、SEOにとっていずれ大変に大きな影響をもたらすことになると思います。
同期されたカウント数についてですが、この動画を録画した時点では、
同期前に頂いた http://www.kyotoweb.jp/ の「+122」は無視され、
Google+ページで頂いた「+103」が表示されてました。
しかし12月3日に、旧+1ボタン設置時に頂いてた「+122」が突如加算されたました(^ ^)/
つまり、
http://www.kyotoweb.jp/ に設置していた「旧+1ボタン」=「+122」
Google+ページに新たに設置した「+1ボタン」=「+102」
上記2つを連動設定後、両サイトに表示されていた「+1」=「+102」
そして、12月3日より両サイトに表示されている「+1」=「+224」となっております。
それでは私の行った手順を公開しておきます。
A、この設定をするにあたって必要と思われる前準備設定
1、WEBサイトとGoogle+ページを連動させます。
WEBサイトとGoogle+ページの連動方法は下記Google+記事を参考にして下さい。
https://plus.google.com/116174129635451094329/posts/RybNmp2xcBZ
2、ディズプレイ広告に掲載される「+1」ボタンの設定をしておきます。
私の場合、先にこの設定をしてましたので、今回の件で必要かどうかは未確認ですが、設定しておくと無難だと思います。
下記、画像を参考に、
「すべてのキャンペーン」→「該当キャンペーン」→「設定」→「ソーシャル設定」
へと進み、「ディズプレイ ネットワークの広告に +1 ボタンと +1 情報を含める。」
にチェックを入れてから、保存します。
B、アドワーズ管理画面で「Google+ページ」を登録
アドワーズ管理画面で「Google+ページ」を登録します。
「アドワーズ広告に表示しているURLのWEBサイト」に連動設定している、
「Google+ページのURL」を登録します。
私の場合、
https://plus.google.com/102493521432519923540 です。
1、下記のように「赤丸1」→「赤丸2」→「赤丸3」 と進んでください。
2、下記のように「ソーシャル設定オプション」を選択します。
3、下記のように「赤丸1」にチェックを入れ、「赤丸2」にGoogle+ページのURLを入力する。
「赤丸1」の内容
Increase the social relevance of my ads by associating them with my Google+ Page
4、下記のように、ステータスが「審査待ち」となっているはずです。
(後はGoogleまちです。私の場合、10日間〜2週間待ちました)
5、Goolgeの審査を通れば以下のように「アクティブ」と表示されます。
以上で、アドワーズ広告の連動設定が導入され、「WEBページ」「Google+ページ」「アドワーズ広告」に設置された「+1」が同期します。ただし、現在Googleはこの導入に関して試験的に作業を進めているような状態であるため、検索結果の「+1」ボタンですら表示してない日がある、など設定がうまく出来ていても必ず確認がとれるような状況ではありません。
検索連動型広告についてご存知でない方は、下記の私の余談もぜひお読み下さい。
検索連動広告とは、Googleやyahoo!で検索した時に、上部や下部・右サイドバーに表示されている「スポンサー」という広告のことです。Googleでは「アドワーズ」、ヤフーでは「Yahoo!リスティング広告、Yahho!のスポンサードサーチ(旧、オーバーチュア)」などの名称でサービス展開されていて、両社にとって大きな収益の柱となっております。
当社が検索連動型広告を初めて利用したのは2004年でした。当時、日本ではまだあまり導入されてるところも少なく、ほとんど全てのキーワードが10円以下でトップ表示できました。当社はWEB制作会社であるため、販売する商材がある訳ではなかったため、アフィリエイト(楽天などの商品を自分のブログ等で紹介し、そこから売れた場合に楽天から売上げの1%〜をポイントや現金で受け取れるシステム)を使って実験的なサイトを公開。検索連動型広告以外のSEOもいろいろ試験していたことの影響もあるとは思いますが、2004年12月からテスト期間の1年半以上もの間、このサイトから売れない日が1日もなく、平均1日に10〜20件くらいの購入がありました。
アフィリエイトの利益率が1%だと想定した場合、50万円の商品が売れれば5,000円の利益があることになります。検索連動型広告が10円以下だったので「探してる商品名 通販」のような検索をするユーザーが、500人当サイトに訪れたら1人は買うかな…っていうのが、きっかけで試すことに。高額商品のキーワード広告を1日の予算150円で出稿すれば、月4,500円。1月450人にアクセスしてもらい、1ケ売れればOKという設定です。結果、最初の月にして30万円以上の商品が3〜4ケ売れました。
久しぶりに楽天の成果レポートを見てみると、今も当時のデータを見れるようになってましたので、1ヶ月で880万円のリンク成果があった時の画像を掲載しておきます。(画像クリックで拡大します)
アフィリエイト料率は、1.1%くらいですので、およそ9万円分の楽天ポイントが頂けます。現在は、楽天カードの登録などで3,000円以上の部分は現金として頂けるようですが、当時はすべてポイントでした。アフィリエイトページの制作にかかっていた時間やアドワーズ広告の手間や費用を考えると、仕事として考えるには難しいと思い、2006年3月頃から現在に至るまでアフィリエイトページの更新や広告など、更新しておりません。
現在の流れとして、全体量としては検索連動型広告から購入者が減っているのではなく、むしろ増えているのですが、現在は検索連動型広告を導入しているところが非常に多くなり、10円以下というキーワードも少なくなってしまいました。
このため検索連動型広告への参入が増えた業種や分野である程、購入者の選択肢も増えることになり、口コミ情報が必要となってきます。検索連動型広告以外においても、選ぶものが多くなったり、情報量が多くなればなるほど、友人・知人やネットで交流のある方の意見・話題など、口コミからの情報を頼りにし、購入する物・購入するサイト・WEBサービスなどを決定するということです。この流れから、今後さらにSNSの力が大きくなると私は考えています。
検索連動型広告はGoogleだけではありません。
まだまだ、日本においては古いブラウザを利用されてるユーザーも多く、検索連動型広告の分野においても、Yahoo!リスティング広告「Yahho!のスポンサードサーチ」の影響力が大きいと感じています。でも、あなたは最近、Twitter・Facebook・Google+の投稿で「Yahho!」というキーワードどれくらいご欄になられたでしょうか?私は「Google、米Yahoo!の買収を検討」の記事くらいしか記憶にありません。近い将来、Googleアドワーズがさらに重要となると思われるので、今回ご紹介したソーシャル設定オプションの設定をしておき、「WEBページ」「Google+ページ」「アドワーズ広告」に設置された「+1」を連動させておくことは重要だと思います。
Googleアドワーズ
https://adwords.google.co.jp/
Yahoo!リスティング広告
http://listing.yahoo.co.jp/
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